BoosterPlug の仕組み

2011/03/01
by ユーロダイレクト スタッフ
ブースタープラグはどうやって動くのか

Booster Plugの特徴

あなたのバイク性能を大きく改良する、正真正銘のプラグアンドプレイ(つなぐだけですぐに使える)装置です。

インジェクションECUは、排気ガス中の酸素濃度、スロットルの開度など様々なデータから燃料の噴射量を計算し決定しておりますが、Booster Plugは、そのうちの吸気温度により燃料を調整している、つまり、吸気温度が低い場合は空気の密度が高くなり混合気が薄くなるので燃料噴射量を増やし、逆に吸気温度が高い場合は混合気が濃くなるので燃料噴射量を減らすように補正制御されている点に注目し、実際の吸気温データより周囲温度が低いとECUに偽の情報を流す(一定の抵抗値を加える)ことによって、ECUに純正マップと照らし合わせ、混合気を濃く(リッチ)補正させています。
また、外気温による影響を少なくするため、製品には外気温度センサーが別に付いており、オリジナルの吸気温度センサーと併用することにより抵抗値を最適化しているため、マイナス30度から50度の温度範囲で安定的に約6%濃く(BMW系の車体の場合)なるよう設計されています。
燃費について、約6%濃くなるよう設計されておりますので、装着前と同じ回転域を使用して走行した場合、燃費が悪くなる可能性があります。低速トルクが向上したメリットを生かした走行(1速上のギアで走る)などをすれば燃費の向上も期待できます。
Booster Plugの取り付けに当たっては、ECU、吸気センサーのそれぞれのコネクターに接続し、外気温度センサーをエンジン、ラジエターからの熱気の影響を受けない、外気が当たる場所に固定するだけのプラグアンドプレイ設計。BoosterPlugを取り付け自体は、10分とかからず、車体配線をカットしたり特別な加工は必要としません。
高価なフルコン、サブコン、インジェクションコントローラよりコストとセッティングに費やす時間がかからず、ECUの燃料マップを直接書き換えるわけではないので、ノーマルの状態に戻すことが容易です。

Booster Plugの効果

Booster Plugを装着した場合、車両のコンディションや諸条件によって異なりますが以下のような効果が期待できます。

  1. スロットル開閉時のレスポンスがよりスムーズに改善されます
  2. 低回転域のトルクが向上します(トルク向上により、実用回転域が下がり燃費の向上も期待でき ます)
  3. 低速時のノッキング、ドンつき等が改善されます
  4. アイドリングが安定します
  5. 社外マフラーを架装車両に起こりがちな、アフターファイヤーを低減します

商品イメージ

同じような製品がありますが?

プラグアンドプレイ製品の多くはすばらしい結果が得られるかのようにうたわれています。
残念ながら、それらのほとんどは、効果が発揮できていないものばかりです。
BoosterPlug(ブースタープラグ)は、正しい方法で研究開発され、約束したとおりの性能を発揮する唯一のプラグアンドプレイ式モジュールです。
話がうま過ぎますか? きちんとした説明をしますので、よくお読みください。言葉巧みなセールストークを聞く代わりに。
さらに大切なのは、実際にお使いになったお客様から寄せられた極めて肯定的な感想です。

ブースタープラグはどのように働くのでしょう?

もし、ECUに入力される周囲温度(通常は外気温度のこと)信号を、実際の温度よりも低く思わせる(つまりECUを騙す)ことができれば、ECUはエンジンに噴射する燃料の混合比を、一定の割合で濃くします。
そのリッチ化(濃化)が正しくなされれば、バイクの運転性能は著しく改善されます。
吸気温度(AIT)センサーに抵抗器を追加することによってそれを実現するのが、基本的な仕組みです。多種の独立したソースによって徹底的に試験された方法ですので、確かな動作が得られます。マジックの類はいっさいありません。

ブースタープラグの設計概念

しかしながら、AITセンサーの温度特性は、直線的ではありません。もし上の図で直列に挿入された抵抗器が固定抵抗値なら、装置の性能は周囲温度によって大きく左右されてしまいます。
次の図は、直列抵抗挿入方式の、低性能ぶりを示すものです。

グラフ1

他のプラグアンドプレイ式デバイスで採用しているのがこの方式です。なぜうまく働かないのかがよく分ります。
多くのデバイスが、周囲温度20℃での走行時によく働くようにできています。しかしこの方式では、10℃のとき混合気が薄くなり過ぎるし、30℃のときは濃くなり過ぎます。これら製品の製造メーカーは、このことをお客様に知らせるようなことはしません。

BoosterPlugはこの問題を解決しています

BoosterPlugは、様々な環境温度条件の下で、常に適正かつ安定した混合気を維持できる、唯一のプラグアンドプレイ式デバイスです。
BoosterPlugは、もう一つの温度センサー素子(および他の素子数点)を採用し、これとオリジナルの吸気温(AIT)センサーとを同時に働かせることで、そのような性能を実現しています。
NTCセンサー
一見簡単そうですが、正しく動作させるための数値計算はかなり難しいものです。
下の図表は、BoosterPlugの実際の性能を示したものです。

グラフ2

周囲温度の変化にかかわらず混合比の増加率(%)が一定であることに注目してください。極端な低気温と極端な高気温で特性曲線が少しずれますが、現実には問題になることはありません。
現在、BoosterPlugは世界中で受け入れられています。それは、最新のバイクにつきものの、燃料噴射機構の課題を解決する、優れた、かつ容易な手段だからです。

あなたのバイク性能を大きく改良する、BoosterPlugをぜひ実感してみてください。

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